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虹の向こうにみえるもの

自転車の世界では、虹のことを「アルカンシェル」という。
たぶん、この表記は間違ってるのだろうな、と思い
フランス帰りの男に喋らせてみた。
「え?ルァルクォンスィェル??」
「違う違う」
・・・どーにも、うめぞ夫婦には発音できなんだ。
まぁ、某人気バンドの日本語表記とも違うようだが。
そもそも、他の言語をカタカナで表記するのが無理があるよね。

まぁ、発音はともかく。とりあえず、話の便宜上ここでは「アルカンシェル」と表記させていただく。
自転車の世界に馴染みのない方に、説明せねばなるまい!
白地に虹色のジャージ、それは世界チャンピオンの証なのである。
競技がトラックになろうとも、オフロードになろうとも、跳んだりはねたりになろうとも、世界チャンピオンは虹色をまとう。(模様は、若干違いますが)
公式的に、世界の頂点は、ツール・ド・フランスのマイヨ・ジョーヌでも、ジロ・デ・イタリアのマリア・ローザでもなく虹色のアルカンシェルなのである。

そのアルカンシェルに憧れて、かどうかは定かではないが。
意外にも知られているが、うめぞは白いジャージが好きである。
そして、その白いじゃーじに合わせて白いレーパンも好きである。
・・・はくと奥様から「猥褻物陳列罪」と言われ、後ろを走る人からは「ケツの割○目が見えるから、やめれ」と言われる。
それでも上下白で外で走ってる。
まんまアルカンシェルは恥ずかしいので、ドイツ・チャンピオンジャージ。
でもさりげなく(?)サングラスとシューズは世界チャンピオンモデル。
そんな、さりげなくの足元に、もうひとつ加えてみた。
虹の向こうにみえるもの_f0088348_22132653.jpg


どうせ、走ってるときは隠れて見えないけど。
どうせ、削れて色が落ちるけど。
そもそも、最近仕事でもすっかり走ってないけど。通勤もロードじゃないけど。
それでも、気分だけ。気分だけは、世界の王者。


本物の世界チャンピオンの尻。
虹の向こうにみえるもの_f0088348_22184511.jpg

by umezo-cyclista | 2006-12-15 21:30 | ロード
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